砂風呂屋 孳(ふゆる)

昨年から不定期に何度もお世話になっている砂風呂屋さん。

砂風呂初体験だったが、終わった後のスッキリ感と、至れり尽くせりの癒し環境にはまり、1年間で10回以上も通ってしまった。

砂塩風呂と砂利風呂の2種類が用意されているけど、通うのはもっぱら砂塩風呂。
問診表記入5分、砂入浴15分、シャワーで砂を洗い流すのに5分、お茶の時間1時間強、後は着替えとか身支度の時間で合計2時間。

まずは浴衣に着替えて砂入浴。
入浴中にかく汗を一次発汗と言うのだけれど、温かい砂の中に埋まっていると次第に汗が出てきてくる。
10分から15分かけてたくさん汗をかくぐらいに十分温まったらシャワーで砂を洗い流して新しい浴衣に着替え。
別室に移動してソファーに身体を預けたら、上半身と下半身それぞれタオルと毛布に包んで保温。
準備ができたらお茶を飲みながら怒涛の二次発汗。
風耳茶、その日の体調や体質に合わせた2種類のお茶、黒糖生姜ミルク(またはココア)を順に出してくれる。
とにかく汗をかくからか、いくらでもお茶が飲めるような気がするから不思議。

慣れてくると、お茶と発汗で身体中の水分が入れ替えられるんじゃないかという感覚が、おそらく終わった後のスッキリ感につながる。
身体がこのペースに慣れるまでの間は、帰宅途中に何度もトイレに寄らなくてはならなくて大変だった。
それでも何週間か経つとまた行きたくなってしまうから不思議。

小さな個人経営の施設だが、だからこそビジネスだけ考えているのではなくて、本当にいい物を提供しようというのが伝わってくるし、応援したくなる。
完全予約制で、他のお客さんとできるだけ接触することがないように配慮されているからこそ、余計な気を使わずにリラックスできるというのもある。

ということでお勧めのスポットなのだが、これまで話をした誰一人として乗ってこないのがその立地。
埼玉県熊谷市の大里地区というところにあり、地元の方でなければ車とカーナビがなければまずたどり着けないようなところ。
電話で予約をした際に教えられたとおりの目印が出てくると、「おおあったあった、合ってるんだこの道で」と安心するぐらいに何もないような場所にある。
熊谷って言ったら新幹線の駅があるぐらいで、都心からどれだけ遠いんだって言う。
さらにその熊谷でも駅から遠く離れた場所だし。
それでも駐車場には県内(熊谷、大宮、春日部、所沢、川越)のナンバーだけでなく、東京、神奈川といったエリアの車もよく見かけるし、それ以外の県からも来ている様子。
老若男女(とは言っても女性比率高め)、ご夫婦、カップル、お友達同士、おひとりさま、さまざまな形でリピーターは多そう。

2012年6月の開業からもうすぐ2年、最近は週末の予約も取りづらくなっているので、徐々にファンを増やして軌道に乗ってきた様子。
これからも今の良さは残しつつ、人気施設として発展して行ってほしい。

----
<2017年6月追記>
この投稿のアクセスだけが最近になって変な動き方をしているので、誤解されないようにその後のことを書きました。
しばらく遊びに行き続けていましたが、いつの頃からかお店の雰囲気が変わってサービスも手抜きが感じられるようになりました。
行っても爽快感がなくただ疲労を感じるだけになったので、私はもう行く気にはなりませんし、友人知人にお勧めできるようなお店ではなくなってしまいました。

砂風呂屋 孳 -ふゆる- : 良いサービスを維持継続するって難しいと思った話
----
砂風呂屋 孳 -ふゆる-

コメント