我が家のスカイコート騒動(その10)

予定外に長編になってしまったけど前回の続き。
( その9 その8 その7 その6 その5 その4 その3 その2 その1 )
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スカイコートの営業担当者に、自分の住み替えの住宅ローンの枠が狭まったことに関する問い合わせの電話を入れ「借り入れに影響の出ない金融機関を必ず探して連絡します」と返事をもらったのとほぼ同時期のこと。
住み替え検討が盛り上がっていた時期に資料請求をしていた一社から、アポイントの電話があった。
 「ちょっと前に資料のご請求をいただいていたかと思うんですが、その後のご検討状況はいかがでしょう」
「実は某ハウスメーカーさんとお話進めていて、ラフな間取りまで作ってもらったところなんですよ」
 「ああそうでしたか…。ではもう弊社からご案内しても迷惑なだけでしょうか…」
おいおい、やけに弱気で控えめな営業だな。
強引さがないその営業姿勢と、スカイコートの件で注文住宅の方は話が進まなくなっていたこともあって、次の週末にちょっと会ってみることにした。
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「…というわけで、そのハウスメーカーさんの話はしばらく進む見込みがないので、いい物件の話があれば検討したいと思っています」
 「なるほど、そういうわけなんですね…」
アポ取りの電話で弱気だった営業マンは実際に会ってみても控えめな若い男だった。が、初回でいきなり上司を同行させてきた。
そのちょっと甲高い声の上司が一言。
 「うちのフラット35だったらアパートローンの影響は出ないんじゃないかなあ」
「え?」
 「まあ融資上限額の話は別として、アパートローンがあっても全額が減らされるってことはなかったと思うんですよ」
「そうなんですか?」
 「無担保のカードローンを問題にしているわけではないんだし、貸し手によって考え方は違いますから」
そういえば先日のハウスメーカーが持ってきたのは提携銀行の変動金利型ローンだった。
 「まずは実際に弊社の物件を気に入っていただけないことには話は始まりませんので、何件か見ていただきましょう。来週の週末のご予定はいかがですか?」
弱気な営業マンが連れてきたスマートに仕事を進めるっぽい上司のペースに完全に飲まれ、翌週のアポが決まった。
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翌週、1件目の分譲住宅現地にて集合、弱気な営業マンの運転する車の助手席に甲高い声の上司が座り、後部座席には我々夫婦という形で物件めぐりを決行し、そのまま自宅まで送ってもらって本日のおさらい。
最初に見た分譲住宅の1軒で具体的にローンシミュレーションしてもらう事になった。
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さらに翌週、再度現地で商談。
資金面だけでなく、我が家の多様なわがままに対してもその場で気持ちよく解決策を提示してくるスマート上司。
契約から引渡しまでの概算スケジュールまでその場で引いてしまったところで、先述のハウスメーカーへは断りの電話を入れた。
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アパートローンが残ったままでも自宅マンションの住宅ローンさえ返済できれば、何とか新居が購入できるところまで自分たちでこぎつけた。
ところで問題はスカイコートの営業担当である。
 「借り入れに影響の出ない金融機関を必ず探して連絡します」
そう電話口で語ったまま何の連絡もなく3週間以上も客の問い合わせを放置するというのはどうなのか。
当初は住み替えできないという絶望の状態からの問い合わせだったが、その住み替えがおおよその目処もたったことで、落ち着いて反撃の方法を考える余裕ができた。
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つづく。

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