イーバンク銀行は楽天銀行へ

楽天の完全子会社となったイーバンク銀行が今日、楽天銀行へ商号の変更を実施した。
世間一般には、インターネットの総合企業である楽天の金融部門強化の一環としてインターネット専業銀行としては老舗のイーバンク銀行を買収した、という見方をしているし事実そうなのだろうが、ちょっと違う見方をしてみた。

楽天の本業は言わずと知れた楽天市場で、インターネットによる通販サイトの運営である。
楽天社内に入れば「打倒アマゾン」と書かれたポスターが壁に貼られているのを見ることができる。
そう、楽天のライバルはYahoo!JAPANではなくAmazon.co.jpなのである。

インターネット通販を総合小売業と捉えると、現実世界のリテール分野では百貨店や総合スーパーが競争相手と言えよう。
イトーヨーカドーやセブンイレブンの持ち株会社セブン&アイホールディングスはアイワイカードとセブン銀行を持ち、ジャスコの親会社イオンの傘下にはイオンクレジットサービスの他にイオン銀行を作ったように、楽天市場を運営する楽天は楽天KC(旧国内信販)と楽天銀行(旧イーバンク銀行)を傘下に収めた、という考え方はどうだろう。
そうすると、楽天銀行のライバルはジャパンネット銀行や住信SBI銀行ではなく、セブン銀行とイオン銀行なのだ。

収益モデルが違いすぎるからやっぱり強引過ぎるか。

コメント