インターネット新世代 (岩波新書)

先月読んだ本(2010年1月刊)。品川駅構内の書店で購入。
書店でふらっと本を探していたら村井純先生の本を新書の棚に発見、即座に手にとって10秒で購入決定。
学生時代、情報処理の授業の課題図書が村井先生の「インターネット」と「インターネットⅡ」(いずれも岩波新書)のレポートだった。今にして思えばこの2冊の影響でインターネットに深い興味を持ち、就職先も大学の専攻と異なるインターネット業界にしたのかもしれない。
そんな村井先生が前著から約15年ぶりに岩波新書で本を出したというのだから読まないわけにはいくまい。
15年前には想像もつかなかったモバイルコンピューティング、クラウドコンピューティング、そして旬の話題の地上波デジタルTV、なんてものを取り上げて語られている。
インターネットの本質が何なのかわかっている先生が、最近の流行のキーワードを解説してくれているものだから、曖昧なイメージでしかなかった「Web2.0」や「クラウド」がすっと頭に入ってきた。
インターネットに関する2010年の視点からの過去、現在、そしてあるべき未来が語られていて、ためになったし、おもしろかった。
しかし岩波新書という形で、一般人向けにやさしく書かれた本を読んで「おもしろかった」と思っている自分を客観的に見つめると、通信会社からは離れたにしてもまだ関連業界にいるはずなのに、既に第一線から外れてしまったようにも見えてちょっと悲しい。
いずれにしても前の2冊と一緒にこの本は大事に取っておいてまた3年後ぐらいに読み直そうと思う。
以上、表紙折り返しから転記。
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社会に深く浸透し、情報基盤となりつつあるインターネット。急激に変わる放送などのメディア、携帯電話など電波通信技術、広がるクラウドサービスの背景を紹介し、未来を展望する。縦割り社会を横に貫きすべての分野をつなぐ透明なグローバル空間をどのようにして創造するか。激動する世界の中で、日本の役割は何か。
インターネット新世代 (岩波新書)インターネット新世代 (岩波新書)

岩波書店 2010-01-21
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