日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

先月読んだ本(2007年11月刊)。ブックオフにて購入。
実家は浄土真宗だったからいわゆる仏教には法事とかの機会で接している。
幼稚園はカトリック系だったからキリスト教についても知識はある。
いわゆる新興宗教に関しては身近になかったのでまったく知識がなかった。
この本の最初に出てくる「オウム事件は、新宗教をめぐる歴史上最大の事件であり、宗教を背景としたテロという点で、2001年9月11日の同時多発テロの先駆けとなるものだった」という文に、そういう解釈もあるのかと衝撃を受けた。
新宗教に分類される神道・仏教系の宗教、具体的には天理教、大本、生長の家、立正佼成会、創価学会、PL教団といった名前は聞いたことはあるなぁと思う有名どころを中心に、その成り立ちと、教義の中心、そして現状を宗教学者の視点でまじめに取り上げた本。
面白おかしく書き立てるわけではなく、各教団をまじめに研究し、易しくまとめたもので、とても良かった。
新宗教は相手がなんだかわからないから漠然と不安なわけで、何を信じている人たちの集まりなのか、どんな歴史があるのか、現在はどのような活動をしているのかが分かれば、不安は軽減される。
外部から見れば笑えてしまうようなエピソードでも、それを本気で信じている信者がいて宗教教団は成り立っている。
この本を読んで、宗教とは何なのか、ちょっと見方が変わった気がする。
以下、裏表紙より転記。
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多くの日本人は新宗教をずっと脅威と好奇の眼差しで見てきた。しかし、そもそも新宗教とはいかなる存在なのか。「宗教」の概念が初めてできた明治以後それがいつどう成立したか案外、知られていない。超巨大組織・創価学会に次ぐ教団はどこか、新宗教は高校野球をどう利用してきたか、などの疑問に答えつつ、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。
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