今月読んだ本(2009年9月刊)。三省堂の大丸東京店で購入。
精神科医で脳科学者である著者が、精神病、中でもうつ病の現在の診断方法とその問題点について記した本。
「うつ病」の診断ってそういうことだったのか、と具体的な記述がわかりやすかった。
その上で、患者脳の研究が進んでいないことから、うつ病の原因が未だに特定できていないこと、特定できれば診断方法も治療方法も進歩するはずなのに、という訴えには正直なところ目から鱗。うつ病の診察といえば問診で、治療といえば問診結果から判断して手探り状態の投薬で、という流れが当たり前だと思い込んでいたが、確かに病気の原因が特定できる診断方法が完成すれば、治療も短期化できるはず。
途中、脳科学について書かれている章は難しくてなかなか読み進めなかったが、全体を通しては、とてもわかりやすく、手にとって良かった本。
著者の考えが広く世間に受け入れられて、一日も早く研究体制が整うことを願う。
以下、裏表紙から転記。
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本のうつ病等の気分障害患者が90万人を超えた。だが、病因が解明されていないため、今のところ処方薬も治療法も手探りの状態にならざるを得ない。一方、最新の脳科学で、うつには脳の病変や遺伝子が関係することがわかった。うつの原因さえ特定できれば、治療法が確立できる。今こそ、最先端脳科学と精神医学を結びつける研究環境が必要だ。うつ研究と脳科学の世界最新情報から、今後、日本がとるべき道までを示した、うつ病診療の未来を照らす希望の書。
精神科医で脳科学者である著者が、精神病、中でもうつ病の現在の診断方法とその問題点について記した本。
「うつ病」の診断ってそういうことだったのか、と具体的な記述がわかりやすかった。
その上で、患者脳の研究が進んでいないことから、うつ病の原因が未だに特定できていないこと、特定できれば診断方法も治療方法も進歩するはずなのに、という訴えには正直なところ目から鱗。うつ病の診察といえば問診で、治療といえば問診結果から判断して手探り状態の投薬で、という流れが当たり前だと思い込んでいたが、確かに病気の原因が特定できる診断方法が完成すれば、治療も短期化できるはず。
途中、脳科学について書かれている章は難しくてなかなか読み進めなかったが、全体を通しては、とてもわかりやすく、手にとって良かった本。
著者の考えが広く世間に受け入れられて、一日も早く研究体制が整うことを願う。
以下、裏表紙から転記。
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本のうつ病等の気分障害患者が90万人を超えた。だが、病因が解明されていないため、今のところ処方薬も治療法も手探りの状態にならざるを得ない。一方、最新の脳科学で、うつには脳の病変や遺伝子が関係することがわかった。うつの原因さえ特定できれば、治療法が確立できる。今こそ、最先端脳科学と精神医学を結びつける研究環境が必要だ。うつ研究と脳科学の世界最新情報から、今後、日本がとるべき道までを示した、うつ病診療の未来を照らす希望の書。
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